今日は世界禁煙デー [禁煙]
5月31日は、今年で18回目の世界禁煙デー。
毎回、世界禁煙デーにはスローガンが掲げられている。
これまでのものを紹介すると
1988年 Tobacco or health : choose health(この年のみ4月7日でした。)
「たばこか健康か-健康を選ぼう」
・・・私は21年前に喫煙をやめました。自分のために、みんなの健康のために。
1989年 The female smoker : at added risk
「プラスされる女性喫煙者への害」
・・・私の妻はたばこを吸った経験はありません。子供のために。
1990年 Growing up without tobacco
「子供に無煙環境を」
1991年 Public places and transport : better be tobacco-free
「公共の場所や交通機関は禁煙に」
・・・やっと禁煙に成りだしてきています。でも、まだまだです。
JRはまだ喫煙車両があり、隣の車両にたばこの煙が流れ込んでいます。
私は、せめて、隣の隣の車両にしか座らないようにしています。
1992年 Tobacco-free workplaces : safer and healthier
たばこの煙のない職場・・もっと安全にもっと健康に」
・・・全然だめです、上司や経営陣がたばこを吸っているので、不可能です。
密室で、分煙をしても効果は全くありません。彼らはこれで十分だろうと考えています。
いや、何も考えていない!考えているのは、儲けることだけ。
1993年 Health services : our window to a tobacco-free world
「ヘルスサービス:たばこのない世界を開く窓」
・・・喫煙者の方へ、一度たばこを完全にやめられたら、いかがですか?
新しい世界が開かれていますよ。
1994年 The media and tobacco :getting the health message across
「メディアとたばこ:健康のメッセージを広めよう」
・・・メディア人でたばこを吸っている人が多すぎます。
自分で吸っていたら、メッセージ活動は鈍りますよね。
あの筑紫哲也でさえ、ヘビースモカーです。
あのビートたけしやさんまなどは番組中に喫煙してますよね。これじゃ、無理ですね。
1995年 The economics of tobacco control
「想像以上に大きいたばこの損失」
・・・失って判る損失の大きさ。後悔、先に立たず。
貴乃花さん、ご冥福を祈ります。天国では禁煙してくださいね。
1996年 Sports and the arts without tobacco
「スポ一ツと芸術をたばこの煙のない環境で」
・・・スポーツ選手は禁煙すると、持続力が増しますよ。
芸術家は禁煙するとドラッグの方に入っちゃいそうで・・・・。喫煙もドラッグもだめですよ。
1997年 United for a tobacco-free world
「手をつなごう!たばこのない世界をめざして」
・・・両手を塞げば、たばこに火が着けられませんね、いい考えです。
1998年 Growing up without tobacco
「無煙世代をそだてよう!」
・・・『たばこを吸うことは、恥ずかしいことだよ』、『たばこを吸っている人がいたら、やめるように注意しよう』などなど、幼稚園から教育しよう。
1999年 Leave the pack behind
「たばこに、サヨウナラ」-1999年世界禁煙デーWHO事務総長メッセージ
・・・みんなで、サヨナラ、怖くない。
2000年 Tobacco Kills - Don't be duped
「その1本 みんなの命 けずられる」-2000年世界禁煙デーイベント報告
・・・あなただけの命を削っているのではありません、周りの人の命を削っているということを自覚しませんか。
私は、やめて判りました。どれだけ、周りの人に迷惑をかけていたのか、と。
2001年 Second-hand smoke kills : Let's clear the air.
「他人の煙が命をけずる。受動喫煙をなくそう」-2001年世界禁煙デーイベント案内,2001年世界禁煙デーイベント報告
・・・もう、犯罪ですよね。靖国参拝や郵政民営化の前に刑法を変えていただけませんでしょうか、小泉総理。
2002年 Tobacco Free Sports-play it clean
「たばことスポーツは無縁(無煙)です。-きれいにやろう!」-2002年世界禁煙デーWHOメッセージ
・・・スポーツで、喫煙はいいことが全くありません。
中には吸った方が集中力が高まると言う人がいますが、それは全く関係ありません。
逆にヤニ(ニコチン)が切れた時の方が、喫煙者は集中どころか、落ち着きが全く無くなります。
2003年 tobacco free film tobacco free fashion Action!
「タバコの無い映画やファッションを流行らせよう。アクション!」-(Anti-Smoke Site訳)
・・・ビートたけしも東京芸大の教授になったので、たばこをやめられたら、いかがですか。
芸術学部の最高峰に君臨する教育者になりまし。後進の者に道を示して欲しいです。
2004年 Tobacco control and poverty
「タバコと貧困問題(2004年)」-(Anti-Smoke Site訳)
・・・日本を除く先進国は、喫煙者が減り、その分、開発国にたばこを輸出して儲けている極悪非道の国が多い。
ちょっと待てください、日本がいいと言っているのではありません。
他の国は国民を守るために自国のたばこを減らしているのですが、
日本はたばこを減らして、国民を守ろうとしている姿勢がありません。・・・最悪です。
2005年 Health Professionals Against Tobacco-- Action and Answers
「タバコに対して医療専門家は、行動し結果をだそう」-(Anti-Smoke Site訳)
・・・医者が率先して、禁煙しよう!!
たばこのにおいをプンプンさせながら、喘息やアトピー患者などの診察はやめて欲しい。
・・・いろいろ書いたけれど、少しずつではあるけれど、着実に前進していると思う。
・・・喫煙者の方々、最初はちょっと苦しいし、ニコチンが切れるとイライラするけれど、勇気を持って、一歩を踏み出しませんか。
清々しい新しい世界が開けていますよ。
(http://www.anti-smoke-jp.com/KID/nosmokeday.htmの一部を使わさせていただいた。)
そういえば…昨日は、『ゴミゼロの日』…でした…
(…記事とは関係ありませんが…)
私も非喫煙者なので…どうして健康に悪いと知りながら、あれほどまで吸いたがるのか…理解いたしかねます。
個人的には、イギリスぐらいに値段を上げても良いと思っているのですが…
一気に、1箱…500円~750円ぐらいで…値上げの方向で…
そしたら、中年も若者も、ね~ちゃんも…デモとかしますかね。
(…現実的に、そこまでの値上げはムリでしょうが…)
それから…スローガンの…
『無縁』と『無煙』に気づくのに、14年もかかったというところが妙に面白かったです。 (…もしかしたら、それまでボツだったのかも…)
リンク先を拝見させていただきました。
ブログ技術力?アップですね!
by chew (2005-05-31 23:13)
阿亞多チューさん、こんばんは。
堅苦しい長文、お疲れ様でした。
喫煙者が、吸いたがる理由は、ニコチン中毒・ニコチン依存症だからです。(経験者は語る)
そのような方々は、自分が他人かr病気だと断定されることに、負い目を感じ、タバコは嗜好品だ。だから、「中毒・依存症」を、「好き・嫌い」の議論に意固地なまでにすり替えてしまいます。
一般に、他の嗜好品で、「中毒・依存症」をきたすものはないでしょう。
経験者の私を含めて、喫煙者は大体40分前後で、ニコチンが切れて、無性にタバコが欲しくなります。また、タバコの煙が流れてきたら、同じように無性にタバコが欲しくなります。さらに、何か動いたらタバコ、緊張したらタバコ、緊張が解けたらタバコ、などなど。これらは、「ニコチン中毒・ニコチン依存症」と言わず、なんと言うのでしょうか。 ・・・恥ずかしながら、経験者は語るです(カミングアウト・キヨさんさん)。
ブログ・キングの阿亞多チューさんに褒められて、励みになります。ありがとうございます。でも、ちょっと恥ずかしいです。
by キヨさん (2005-06-01 00:05)
530運動は、うちの市が発祥ですよん♪<豊○市
は、おいといて~
これは激しく推進してもらいたいのよ~!<禁煙
いいことないもん。
能動でも受動でも~。
by (2005-06-01 18:34)
そうそう。
ニューヨークも確か1箱1000円近いよん。
by (2005-06-01 18:36)
ひかりこさん、こんばんは。
私は、春○○市高○寺に5年ほどいました。冬の寒い夜中、乗り合いタクシーは身(実)も心(懐)も辛かった。で、バイクにしたら、ほんとに寒かった。です。
ビル内は禁煙の所が多くなりましたが、入り口で喫煙する人が多いですね。
喫煙コーナーにしたりしています。
でも、中に入りたいので、吸わないでほしい。
『中に入れまっしぇん』と言いたいんですが、揉めたくないので、息を止めて走り込みます。ドタドタドタと。
喫煙者は押しつけると意固地になり、禁煙しませんので、
「禁煙は、ナウイ」は古いか。「禁煙は、トレンディ」もダサイか。
「禁煙はイケテルよ」(これはどうでしょうか)という流行を作らないといけませんね。
あと、家族愛と兵糧攻め。・・・アメとして、奥さんや子供達が禁煙を甘く暖かく勧める。そして、ムチ!-たばこ代・小遣いを減らす。(実は私はこれでやめました。この話は内緒、内緒にしてね。)
by キヨさん (2005-06-01 20:58)
世界禁煙デーってこんなに奥深いんですね。
新聞でみたんですが、東京の化粧品会社では、肌のことを第一に考えなければならない仕事しているのに、肌に悪いたばこを吸うとは 企業倫理に反する、ということで、禁煙を宣言した社員に 「禁煙できなければ、賞与、退職金返還します」的なことを一筆書かせるそうです。
たしかに、化粧品売っている人が、肌きれいじゃないと真実味ないですよね。
一体どこの企業なんでしょうか。
by (2005-06-03 01:55)
ぽろり さん、おはようございます。nice!ありがとうございます。
ここの会社かどうか判りませんが(多分この会社だと思うのですが)、以下の事はがっかりします。勿論、労其とその喫煙者です。
「たばこを吸わなければ毎月支払われる「禁煙手当」を、喫煙した男性社員(33)に返還させた化粧品会社「ヒノキ新薬」(東京・千代田区)に対し、中央労働基準監督署が労働基準法に違反するとして、是正勧告を出していたことが分かった。」-禁煙の取り組みに給与が絡み思わぬ待ったがかかった形で、この会社や禁煙推進団体は「たばこ対策を進めている厚生労働省の出先機関が、禁煙対策を妨害するとは」と反発、異議申し立ても検討しているとか。
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20050511/20050511a4220.html - 40k - 2005年5月21日
確か、この会社は、血液検査をして、タバコを吸っているか、いないかを厳密に判断していると言ってました。
by キヨさん (2005-06-03 07:17)