エラブユリ [花]
エラブユリ
5年前の秋、仕事で鹿児島県沖永良部町に立ち寄った。
秋というのに真夏の日差しと暑さだった。
とある小さな店の前に、エラブユリの球根が、無造作にビニール袋に入れらて売っていた。
1袋の中には、4~5つの球根が入っていた。
翌年プランターに植え、毎年、ちょうど今頃、梅雨前後に花を咲かせるようになった。
洋上に浮かぶ小さな島で風が強いのと、早く花を咲かせるために、
背丈は低く、40センチ程度である。
うちで咲く4種類のユリの中で、もっとも早く咲く種類である。
亜熱帯の沖永良部島の今頃の気候は、もうすぐ梅雨が明け、台風シーズンの前にあたる。
台風の前に花を咲かせて、来年の球根を作るのであろう。
逞しい生命力と思う。生き延びようとする生命の強さを感じる。
プランター植え
プランター植え
綺麗ですね(=^_^=)
エラブユリというのですか?鉄砲百合の事かしら?仲間かしら?似ていますね。
by (2005-06-13 22:28)
島では、「エラブユリ」と言われていました。通称なのでしょう。
鹿児島県屋久島以南に分布するユリはテッポウユリです。別名リュウキュウユリです。
背丈が低いので、園芸種でしょうね。
by キヨさん (2005-06-13 23:06)
きれい---☆ (@@)
ラッパみたいな形が面白いですね。
一つ未だつぼみのものがありますけど、つぼみの形もシンプルできれいです。
自然の力、強し。
by じゃむ (2005-06-14 07:55)
テッポウユリの由来は、花びらが切れておらず、筒状で、先端がラッパ状に開いていること。昔、ポルトガルから種子島に鉄砲が伝来し、その種子島に数多く群生するユリ、また、ユリの中で形が火縄銃の先端がラッパ状に開いていたこと、鉄砲と同じようにユリもこの島から伝わったので、「テッポウユリ」と呼ばれたのでしょう。
by キヨさん (2005-06-14 15:29)